星条旗とよばれています。
白は純真さと潔白、赤は大胆さと勇気、青は警戒と忍耐と正義を表しています。
青地の星は五光星で50個あります。
これは現在のアメリカ合衆国の州の数に合わせたものです。
6個の列と5個の列が交互に9列並んでいます。
赤と白のストライプは13本あります。
これはアメリカが独立宣言した当時の13州を表しています。
アメリカの国旗は1776年に独立した時のデザインからマイナーチェンジを重ねて現在に至っています。
その流れをまとめます。
アメリカの歴史と国旗の変遷
植民地時代
アメリカは1776年に独立宣言をしてアメリカ合衆国になりますが、それ以前はイギリスの植民地でした。
スペイン、オランダ、フランス、イギリスが海外に植民地を拡大していた15世紀以降、アメリカ大陸にはイギリスとフランスが積極的に進出していました。
1620年にはイギリスからメイフラワー号に乗った120名がアメリカに上陸し政治社会を形成しました。
その後イギリスからどんどん移民がやってきて、町ができ、それが13に増えました。
これが13州です。
独立へ
植民地の13州は、本国イギリスから通商面や税金面で抑圧的な制度を押し付けられ、反発を強めていきました。
そして1775年、植民地対本国イギリスの戦争が勃発します。
その頃の旗が↓
左上に当時のイギリス(グレートブリテン王国)の旗があしらわれています。
詳しくは⇒イギリスの国旗
1776年7月4日、独立宣言を公布し独立します。
その時の旗が↓
青地の白い星と赤白のストライプは州の数の13を表しています。
州の増加と国旗の変化
その18年後、二つの州が加わり15州になった時には、星15、赤白線15条に増えました。
↓
その後も州は増え続けたので、星は州の数と同じに増やし、赤白線の数は13条に固定することが定められました。
現在の50星13条になったのは1960年7月4日にハワイ州が追加された時です。